松竹梅の意味と由来・・【赤ちゃんでもわかる・・かんたん説明!!】
松竹梅(しょうちくばい)の
意味ってなんだろう?
なんとなくはわかってる。
グレードとかランクとか
コースの違いだよね。
例えば、
結婚式の座席表、
お寿司の握りのランク
うな重のランク
などなど、
おめでたい物や日本の
伝統的な食べ物などに
松竹梅がついてますね。
だけど松竹梅のちゃんと
した意味ってわかってない。
なんで松竹梅でグレード
を区別した理由なんかも
調べてみよう。
松竹梅の意味と由来
①お正月の門松から
②歳寒の三友(さいかんのさんゆう)
※中国で好まれる3つの画題
いくつか説があるので、それぞれ
詳しく解説していきましょう。
お正月の門松から松竹梅が
由来となっている説から説明
しましょう。
むかしむかしの平安時代。
1年の間ずっと緑で、冬も元気に
育つ松の木は、不老長寿の木と
して崇められていました。
神様が宿る木とも言われ、新年を
祝う門松として飾られたのです。
時代が経つにつれ、松と同様に
冬でも真っすぐにピンと立つ竹、
厳しい冬の最中に花を咲かせる
梅が門松に加わっていったのです。
門松として松が飾られ、次に竹が
飾られ、最後に梅が加えられた。
これが松竹梅の由来とされて
います。
グレードの順は、門松に加えられ
ていった順になっています。
松 → 竹 → 梅
おそらく江戸時代などに、
このおめでたい表現を
寿司やうなぎのランクに
あてはめ、以下のように
なったのではないでしょうか?
松(特上) → 竹(上) → 梅(並)
[ad#iku-1]
それではもう一つの説の説明です。
中国から伝来したという説です。
中国では、松、竹、梅は、画人
が好んでこれらを題材として使う
事から歳寒の三友と呼ばれて
います。
中国でもやはり、寒い冬に耐え
る松竹梅は縁起のいいもの、
神聖なものとして、扱われていた
ようです。
それが日本に伝来されたという
説です。
松 → 竹 → 梅
というランクがいつつけられたのか
という事にかんしてはいくつか、
説があります。
1つめは、絵画におけるそれぞれ
の扱われ方からという説です。
松は、神様と同じように扱われる
仙人を描く時に必ず描かれる、
など。
松は、最上級として扱われました。
それで松 → 竹 → 梅
となったという説。
もうひとつは、松、竹、梅の植物
自体の印象からグレードがつけ
られたという説です。
最も強く大きく元気に見えるの
は松であり、また神聖な木とも
崇められる、松を最上級にし
ようといった考え方です。
ここから松 → 竹 → 梅
となった説です。
今、現在では商品のグレード
やコースがこの、松竹梅に
あてはめられたんですね。
以下の動画は、ただの松竹梅つながりですが
往年の大スター石原裕次郎さん
のCM動画です。
日本の伝統文化ともいえる
松竹梅です。
なんで松竹梅なの?
って聞かれたら説明
してあげましょう。