お雛様の意味や並べ方!由来に超びっくり!飾る日しまう日、場所も。

 

お雛様の意味並べ方って?

飾る日や場所、そしてしまう日

みなさん知ってますか?

 
お雛様の意味や並べ方、飾る日や場所、しまう日


 

日本人なら誰でも知ってるお雛様!

 

だけど、意味や並べ方なんて子供の

時は考えないですよね。

 

大人になってからもあんまり気にしない
人もいるでしょう。

 

だけど一度、気になると気になって

しょうがない。

 

全部、答えます

 

お雛様の意味や由来、 並べ方や

位置、飾る日や飾る場所、しまう日、

などなど。

 

私はこれらを改めて学んだ時に

雛祭りの価値観が変わりました。

 

まず最初に、

お雛様の意味や由来について

 

お雛様はどのようにできたのでしょう?

①上巳(じょうし)の節句の厄祓い

※節句とは年中行事を行う季節の節目

②貴族の人形遊び(ひいな遊び)

③幸せな結婚

 

むかしむかし、3月上旬の上巳の節句に、

人形で身体を撫でて川に流す事により厄

を払う儀式を行う地域がありました。

 

また、貴族の子供は紙のかわいい人形

で遊ぶ、ひいな遊びというおままごとが

大すきでした。

 

まず、この2つが合わさることで、かわい

お人形を、厄祓いで川に流すという

行事になっていきました。

 

江戸時代になると、上巳の節句

3月3日とわかりやすく制定され、

そして、人形も時代とともに精巧

な人形になるにつれ、川に流す

から飾るというカタチに変わって

いったのです。

 

また、嫁入りの際には、道中の危険

災いの身代わりとして、嫁入り道具

となり持参したのです。

 

また、天皇や皇后のように末永い幸せ

な結婚を祈願し、お内裏様が作られ

男女対となったのです。

 

これば今現在のお雛様の意味や由来

です。

 

お雛様には、毎年、大切なお嬢様の

厄祓い、そして将来の幸せな結婚

祈願という大事な役割があったんです。

 

あらためて感じました。

お雛様、真剣にちゃんと飾ろう!!って。

 

 
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それでは次ぎにまいりましょう。

 

お雛様の並べ方や配置

 

七段飾りを例に並べ方と配置

を説明します。

 

※向かって見た配置です。

1段目: お内裏様 お雛様
※(京都は逆で左からお雛様、お内裏様)

2段目: 三人官女
※(左から加銚子・高月・島台・高月・長柄銚子)

3段目: 五人囃子
※(左から太鼓、大皮鼓、小鼓、笛、扇)

4段目: 右大臣 左大臣
※(左から右大臣、菱餅、酒、菱餅、左大臣)

5段目:仕丁(衛士又は三人上戸)
※(左から橘の木、台笠、沓台、立傘、桜の木)

6段目:左から、たんす、鋏箱、長持、鏡台、
お化粧道具、針箱、火鉢、茶の湯道具

7段目:左から、御駕籠、重箱、御所車

 

京都ではなぜ逆なのか?

京都の飾り方が日本古来の飾り方

ようです。国際ルールにのっとると、

逆の場合が多かったために、逆の

並び方や位置になったのです。

 

私は日本古来の並べ方の位置

飾っています。

 

次で最後になります。

 

お雛様の飾る日や場所、しまう日

 

お雛様を飾る日

立春から2月中旬ごろまでの期間
※立春は2月4日から5日ごろ

また大安であれば、なおさら良い

とされています。

少なくとも雛祭りまで1週間をきる

前には飾りましょう。

 

お雛様を飾る場所

東向きや南向きがよいとされています。

※あとは、ご自宅の事情によるでしょう。
直射日光や湿気の多い場所、エアコン
が直接あたる場所などは避けましょう。

 

 

お雛様をしまう日

3月3日を過ぎたらすぐにしまいます。

※お雛様をしまうのが遅いと嫁入り
が遅れるという迷信がありますね。

※箱にしまうのは晴れた日にしま
しょう。雨の日の場合、湿気が入り
こみカビの原因となります。

 
ここで雛人形の恐るべき事実を語った

動画があったのでご覧ください。
 

 

 

 

※参考

代表的な節句は五節句です。
人日(じんじつ)の節句  1月7日  七草粥
上巳(じょうし)の節句  3月3日  雛祭
端午(たんご)の節句  5月5日  子供の日
七夕(しちせき)の節句  7月7日  七夕
重陽(ちょうよう)の節句  9月9日  菊の節句