著作権の期限が10秒でわかる!知的財産権で創造物を保護せよ!

 

今日は、著作権の期限につ

いてまとめました。

 
著作権の期限と知的財産権による創作物の保護


 

昨今、SNSや動画投稿サイト

などを利用している人が増え

ましたね。

 

しかし同時に、簡単に画像や

動画がアップロード出来るよう

になったことで著作権などの

問題も多発しています。

 

ではその著作権に、期限が

ある事をご存知ですか?

 

今回は、著作権の期限について

お話ししましょう。

 

【著作権の期限】

まず著作権とは、

知的財産権の1つです。

 

文化的な創作物を保護
(文芸、美術、音楽など)

する目的で作られました。

 

その保護期間(期限)は、

著作権者(作者)が

著作物を創作してから

死後50年までが原則です。

 

以下、例外的なものも

含めての著作権の期限

一覧です。

 

・実名(周知の変名含む)の著作物

死後50年

※変名:本名でない名前

 

・無名、変名の著作物

公表後50年
(死後50年経過が明らかならば
その時まで)

 

・団体名義の著作物
(法人など)

公表後50年
(創作後50年以内に公表
されなければ創作後50年)

 

・映画の著作物

公表後70年
(創作後70年以内に公表
されなければ創作後70年)

 

例を出すと、

あの有名漫画家の

手塚治虫先生が

亡くなられた年は

1989年(平成元年)です。
(手塚治虫はペンネーム
ですが周知の変名です)

 

そうすると、

手塚先生の著作権の期限は、

2039年12月31日までと

なります。

 

 
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【著作権の期限が延長】

日本では2016年2月現在、

先に述べたように、

著作権の保護期間(期限)は

著作権者の死後から原則50年

とされています。

 

ですが環太平洋パートナシップ

協定(TPP)をめぐる交渉の結果、

 

アメリカ基準に合わせて

50年から70年にする方向で

調整を進める事に

なったそうです。

 

つまり、今よりも20年延長される

という事ですね。

 

これについては様々な

意見があると思います。

 

個人的には著作権の期限が

50年から70年になるのは

反対ではありません。

 

ですがそんな事は今すぐ

決めなくてもいいと思います。

 

それよりも、

 

TPPによる関税撤廃の方が

かなり重大です。

 

関税撤廃されると輸入品が

安くなるというメリットがあります。

 

けれどそれと同時に、安価な商品

を流入する事によって起こるデフレ、

安い農作物の輸入による農業への

大きなダメージ医療保険の自由化

による国保制度の圧迫など、日本に

とってはデメリットの方が多いのです。

 

著作権の期限よりも

関税撤廃を取り止めるよう

もっともっと交渉してほしい

ものです。

 

話が逸れてしまいました。

 

ですがいち国民として

この場を借りて

言いたくなりました。

 

【著作権の期限が切れたら?】

著作権に話を戻しましょう。

 

著作権が切れたら、

どうなるのでしょうか。

 

音楽で例えてみましょう。音楽は、

作詞者、作曲者、編曲者、そして

演奏者で成り立っています。

 

もしそれらの著作権が全て

切れていたら、自由に販売する

事が出来ます。

 

「じゃあ著作権の期限が切れたら、

複製して販売して儲けよう!」

 

と、考える方もいると思います。

 

残念ながら、それは

甘い考えです。

 

自由に販売出来るという事は、

当然あなただけではなく、『誰でも』

出来るという事なのです。

 

もうお分かりですね?

みんな、考える事は

同じなのです。

 

【著作権フリーの動画】

こちらは、著作権フリーの動画

となっております。

 

著作権フリーとは、

著作権者の許諾なしに

使用できる素材の事です。
(絵や音楽など)

 

ピアノストリングスの動画です。

とても癒される音色です。

 

1時間17分という

長い動画ですので、

作業用BGMに最適ですよ。

 

ぜひ聴いてみて下さい。

 

今回、著作権の期限に

ついてお話しさせて

頂きました。

 

参考になりましたか?

 

著作権は

ややこしいですが、

著作者にとっては

何物にも代えがたい

大切な権利です。

 

ネットが普及している

現代だからこそ、

著作権の侵害行為を

しないように

注意しないとなりませんね。