源泉徴収票いつもらえる?時期と発行方法は?所得税の計算方法も!

 

源泉徴収票はいつもらえるの?

 
徴収票源泉はいつもらえる?時期と発行方法は?


 

源泉徴収票のもらえる時期と

その発行方法が知りたい

という方が意外と多いです。

 

発行時期と発行方法の答え

小学生でもわかるように

わかりやすく書きますね。

 

源泉徴収票とは所得税と関係

する事ですから、所得税との

関係とその計算方法も記載

します。

 

源泉徴収票はいつもらえるの?

答え 12月末から1月末

 

一般的には勤務先から12月末

までにもらえます。

 

※源泉徴収票の発行期限

1月末となっているため企業に

よっては1月末の場合あり

 

源泉徴収とは、企業が社員

所得税を毎月の給料から

し引いて支払う方法です。

 

年末に源泉徴収の不足分

過払い分を調整します。

 

いわゆる年末調整です。

 

年末調整の結果が源泉徴収票

ということになるので12月末から

1月末というわけです。

 

源泉徴収票の発行方法

答え 勤務先に依頼

 

源泉徴収票とは基本的に

勤務先から発行されます。

勤務先が源泉徴収を行う

ので当然といえば当然です。

 

源泉徴収票の再発行をする

場合も上記の理由で勤務先

に依頼します。

 

他には、転職した場合、新しい

勤務先で年末調整を行うため

には、前職の勤務先の源泉徴

収票を新しい勤務先に提出す

る必要があります。

 

前職の勤務先に源泉徴収票

の発行を依頼しましょう。

 

その他には、前職の勤務先が

倒産し、源泉徴収票の発行が

不可能な場合は、源泉徴収票

不交付の届出書を税務署の提

出する必要があります。

 

新しい勤務先がある場合は、

総務または人事の担当者な

どに聞いてみましょう。

 

 
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ここで元NHK職員の驚愕の年収

書いてある源泉徴収票を紹介して

いる動画があったのでご覧ください。

35歳で1150万円って!!
 

 

源泉徴収票の見方と所得税の計算方法

源泉徴収票

大事なのは画像の①、②、③、④です。

①6,835,000円
②4,951,500円
③2,292,254円
④28,900円

 

①支払金額
6,835,000円
※税金が引かれる前の年収

②給与所得控除後の金額
4,951,500円
※年収から所得税がかからない
お金(控除額)を引いた金額

③所得控除の額の合計額
2,292,254円
保険や扶養控除など所得税がかか
らないお金(控除額)を引いた金額

④源泉徴収税額
28,900円
年間の所得税合計

 

それでは、それぞれを詳しく

見ていきましょう。

 

①支払金額

これは税金などが引かれる前の

会社からもらった年間のお給料、

つまり年収です。

6,835,000円

 

②給与所得控除後の金額

以下の年収の場合分けから

算出できます。

 

◆65万未満
控除額=65万
◆65万から180万以下
控除額=支払金額×40%
◆180万より上から360万以下
控除額=支払金額×30%+18万
◆360万より上から660万以下
控除額=支払金額×20%+54万
◆660万より上から1,000万以下
控除額=支払金額×10%+120万
◆1,000万より上から1,500万以下
控除額=支払金額×5%+170万
◆1,500万より上
控除額=245万円

 

支払金額が6,835,000円ですので、

 

6,835,000円×10%+120万

1,883,500円

 

この金額が税金がかからない金額

なので給与所得控除後の金額は

6,835,000円-1,883,500円

4,951,500円となります。

 

③所得控除の額の合計額

すべての控除額をたして合計

を算出しましょう。

 

扶養の控除額は以下の場合分け

から算出できます。

 

◆収入103万円以下の配偶者
38万円
◆収入103万より上の141万未満の配偶者
3万円から38万円
◆配偶者以外の扶養親族
38万円
◆特定扶養親族
63万円
◆70歳以上の同居の親族
58万円
◆障害者(特別障害者)
27万円(40万円)

 

では、所得控除の合計額を
算出してみましょう。

1.配偶者扶養控除
38万円(源泉徴収票のa
2.親族扶養控除
38万円(源泉徴収票のb
3.社会保険料等の控除額
992,454円(源泉徴収票のe
4.生命保険料の控除額
115,000円(源泉徴収票のg
5.地震保険料の控除額
44,800円(源泉徴収票のh
6.誰でも無条件で
38万円

 

すべて足し算すると
2,292,254円となるわけです。

 

最後に源泉徴収税こと所得税の計算

にはいります。

 

④源泉徴収税額

②-③×所得税率=源泉徴収税額(所得税)

です。

 

以下は(②-③)の所得税対象金額

にかかる所得税率票です。

 

◆195万以下
5%
◆195万より上で330万以下
10%後からマイナス 97,500円
◆330万より上で695万以下
20%後からマイナス427,500円
◆695万より上で900万以下
23%後からマイナス636,000円
◆900万より上で1,800万
33%後からマイナス1,536,000円
◆1,800より上で
40%後からマイナス2,796,000円

 

②-③は2,659,246円

2,659,246円×0.1-97,500

168,424円

 

これが源泉徴収額といいたい

ところですが・・・・

 

住宅借入金特別控除がある方は、

その金額が控除されます。

 

今回の源泉徴収票の場合、

住宅借入金特別控除は、

140,000円(源泉徴収票のk

 

これを控除できますので、

168,424円-140,000円

28,424円

 

百円未満は切り捨てられ

源泉徴収額は28,400円

 

これで完了・・・いやいや

最後の最後にもうひとつ。

 

平成25年より東日本大震災の

復興財源の確保のために、

復興特別所得税というものが

設けられました。

 

それは所得税に対して102.1%

 

つまり

28,400円×1.021%

289,66円

 

百円未満は切り捨てられ

28,900円となるわけです。

 

めでたくすべて数字が

あいました~。祝!!