あさりの生態!デブがえらい!短時間砂抜きの下処理に感動!

 

あさりの生態にかなりびっくりしてしまい

ました。

まさか、卵を産むとは知りませんでした。

 

 

しかも、あさりはデブがえらいみたい。

デブの方が産卵誘発の実験で良い結果が出て

いるようです。

 

また、あさりに短時間で行う事ができる砂抜き

の下処理があるのを知っていましたか?

 

これもビックリしました。

50度のお湯?

あさりが煮えちゃう?

 

 

○あさりの生態は?

〇あさりの下処理は?

〇あさりの短時間砂抜きは?

 

以下は、(あさりについていろいろと知りたい

から教えて!)という動画です。

 

 

あさりの生態は?

あさりの生態は、卵を産むことで増える生き物です。

 

ですが、産卵はいつでもするわけではなく冬の季節

だけは産卵しません。

 

ですが、産卵する季節は春と秋がだいたい一般的です。

 

産卵をする親の貝には条件があり、10か月以上で

水の温度が春なら最低でも19度から24度、秋なら

最低でも15度から23度、大きさは小さくて

20ミリから25ミリかそれ以上です。

 

そして、あさりは肥満度がとっても重要となります。

 

通常卵を産むものと、環境の変化に伴った産卵という

ものがあります。

 

オスのあさりが水の中で精子を放出することで、メス

のあさりがそれで受精するという形で妊娠をします。

 

受精した卵は10時間くらいで孵化して、浮遊幼生と

なります。

 

浮遊幼生となって1日目のあさりのことを

「トロコフォア」、

2日目のあさりのことを「D状期0.1ミリ」、

それから「アンボ期」・「フルグロウン期0.2ミリ」

を経て、短くて2週間から4週間くらいで底に着きます。

 

着底してすぐは稚貝は足糸を分泌して砂などにくっつ

きます。

 

大きくなるにつれて足糸は、退化してなくなります。

 

着底したばかりの稚貝のサイズは0.25ミリで、

1か月から1か月半頃の稚貝のサイズは1ミリで、

4か月から6か月頃の稚貝のサイズは

10ミリから20ミリです。

 

8か月から1年の貝のサイズは25ミリから30ミリ

で、1年から2年以上の大人の貝のサイズは35ミリ

から40ミリかそれ以上に成長します。

 

大人の貝のサイズに違いがあるのは、住んでいる場所

によって違いが出てくるんですよ。

 

それは、着底した場所が地盤高が大潮干潮線だと小さ

くても0.6ミリから0.9ミリ、流れが穏やかで渦の

流れが起きやすく、干出時間が2時間以内の砂とか

砂泥層が多く、着底してから移動する距離が短いと

数字としてははっきりしませんが、数ミリくらい。

 

浮遊幼生の時に植物プランクトンを食べるのに対し

て、稚貝や大人の貝は珪藻類かデトリタスといった

ものを食べています。

 

だいたい岸寄りで育った場合は、食べるものじたい

が足りていないため、貝が団子みたいに丸くなって

貝殻も厚くなります。

 

その逆で沖の方だと、薄く平らな状態で成長も早く

なります。

 

あさりの下処理は?

あさりの下処理のために、用意する物は「あさり」

自身と「水」と「塩」です。

 

あさりは砂が入っているため、食べるためには砂を

抜くという下処理が必要になります。

 

夏と言えば、海に潮干狩りというのも良いですよね。

 

潮干狩りで取ってきたものじゃないと駄目か?

いいえ、今ではスーパーでも魚屋さんでも買うこと

ができますからね。

 

でも、やっぱり生きているため、必ず砂を抜いてか

らじゃないと食べた時に口の中が砂だらけになって

しまいます。

 

そうならないためにも、砂抜きが絶対に必要なん

ですよ。

 

そして、砂抜きをするのに大事なポイントは

「海水程度の塩水」なんですよ。

 

だいたい、あさりが住んでいる海水の塩分は

約3.5パーセントくらいなので、塩抜きするため

の塩水は3パーセントくらいにすれば大丈夫ですよ。

 

バットを用意して、そこに水と塩を加えますよ。

 

そして、しっかりと塩を溶かして塩水にしておきます。

 

もちろん、あさりが重ならないように並べる必要が

あります。

 

そして、頭の部分少しだけ出るような状態にして、

ひたひたになるように水の量を調節します。

 

あさりの砂抜きには、冷暗所が良いのでバットの上

に新聞紙をかぶせて暗くしてあげるのが良いですね。

 

部屋の温度が高いのであれば、冷蔵庫の中で保存す

るのが良いですよ。

 

だいたいの塩抜きの目安時間としては、潮干狩り

なら1晩塩水につけておく、スーパーなら最低で

2時間から3時間くらいですね。

 

あさりの短時間砂抜きは?

砂抜きが必要だということはわかったけど…

2時間や1晩なんて待ってられない…

 

と言う人もいるでしょう、できることならもっと

短い時間魔法のようにあっという間に砂が抜けち

ゃってたら…

 

では、短時間砂抜き出来ちゃう方法をここで教え

ますね。

 

まず用意するのは、水ではなくぬるま湯で温度と

しては50度くらいですね。

 

最初は綺麗な50度のお湯を用意し、そこへあさり

をドバっと入れますよ。

 

あさりとあさりの殻をこすりつけるようにし、後は

5分は放置しましょう。

 

するとお湯がどんどん濁ってきて、砂が抜けてきて

いることがわかります。

 

まだ時間に余裕がある場合は、15分そのまま置いて

おけばもっと効果が出ますよ。