台風が日本列島を縦断する理由!簡単!小学生もスグわかる!
台風が日本列島を縦断する理由!
簡単!小学生もスグわかる!
台風が日本列島を縦断する理由!
台風が日本列島を縦断する理由は・・・・
①太平洋高気圧
②偏西風
この2つが、台風が日本列島を縦断する理由です!
太平洋高気圧が壁となり偏西風に押される!
日本列島の東側、つまり太平洋側に沿って、壁があると考えてください。
これが太平洋高気圧です。
壁があるとそれ以上は、進めませんよね。
太平洋高気圧という張り出した壁があり、それより先に台風が進めないのです。
だけど、日本列島の西側、つまり日本海側から偏西風という風(西から東に吹く風)が吹いています。
その風に押されながら、台風は西から東に進むのです。
ですが、太平洋高気圧という壁が張り出していて、それより東には進めないので、日本列島にそって台風が北上するのです。
これが台風が日本列島に沿って、北上する理由と原因ですね。
台風が発生する場所は?
台風が発生する場所は、水温が高い海に限られます。
ですので、日本から最も近い発生場所を考えると、フィリピン沖が一番近くなります。
日本の九州の真南がフィリピン沖になりますね。
日本にやってくる台風は、ほぼフィリピン沖産と考えてよいでしょう。
鹿児島からフィリピン沖までが、だいたい2000~2200kmくらいでしょうか。
おおよそです。
北海道の北端から九州の南端までの直線距離が2000kmくらいですから、同じような距離ですね。
おおよそです(笑)。
台風がフィリピン沖から北上する理由は?
基本的に、台風は風の影響で動きますが、風が弱い時は、北上する傾向があると言われています。
その理由は、地球の自転の働きだと、言われているようです。
なので、台風がフィリピン沖で発生した場合、基本的には、北上する傾向にあります。
北上していくと、どこに行くでしょうか?
そうです。
日本ですね。(T_T)
台風が発生する原因・理由は?
台風のもとは、雲のかたまりです。
雲はどうやってできるか・・・・海面からの水蒸気ですね。
水蒸気が発生しやすいのは、海水温が高い海です。
赤道に近い海になりますね。
フィリピン沖の海は、赤道に近く海水温が高いです。
だから、水蒸気ができやすく雲が発生しやすいのです。
雲がたくさんできて、どんどん大きくなっていくことで台風が発生することがあるのです。
大きくなった雲のまわりに吹く風が、17m/s(1秒間に17m進む速さ)以上になると台風と定義されます。
日本に来ない台風もある!!
実は台風は1年中、発生しています。
日本の台風シーズンは7月~10月です。
この間に台風が多くなるのです。
では、他の期間にも台風が発生しているはずなのに、なんで日本に台風はこないのでしょうか?
7月~10月以外の期間では、台風はフィリピン沖よりも、もっと南の方で台風が発生します。
その場合、その付近を流れている東から西の吹く風にのり、中国大陸に流れていく事が多いのです。
もし、日本の方向へ北上したとしても、日本付近の海水温が低いため、台風は急速に勢力が衰えてしまい、台風ではなくなってしまうのです。