厚生労働省の医師検索システムがニセ医者を追放!!

 

厚生労働省は

平成25年8月27日、医療機関

向けに、医師検索システム

新しく稼働しました。
医師 医者


 

医師検索システムとは、

正式名称は

医師等資格確認検索システム

となります。

 

どういったものかと言うと、

医師・歯科医師を対象とし、

その医師が本当に医師免許

持っているかどうかを確認する

為のものです。

 

今までも医師検索システム

ありました。

 

ですが厚生労働省は、従来の

医師検索システムでは氏名と登録年

しか表示されませんでした。

 

新しい厚生労働省の医師検索

システムは、

氏名・生年月日・性別・医籍登録

番号とその登録年月日が一斉に

表示されるようシステムを強化し

たという事です。

 

 

その目的は、

ニセ医師の追放です。

 

 

ニセ医師とはいわゆる

無免許医師です。

 
ここでニセ医者が2年半にわたって

診療を続けて2000人を診察した事

を面白く報告している動画があり

ましたので参考にご覧ください。

 

 

 

 

資格を持たないニセ医師がなりす

ましで医療を施せば、

医師法第17条違反になります。

 

 

過去にも、

無免許医師が健康診断を施したり、

美容整形手術をしたり、

がんの未承認薬を投与したりと、

事件がいくつもありました。

 

 

これ以上事件が横行しないよ

うにと、厚生労働省が医師検索

システム強化に至ったわけです。

 

 

ちなみに厚生労働省によると、

この医師検索システムは、2年に

一度の医師・歯科医師調査に

おける調査票を出した者が対象

となります。

 

その為調査票を提出していない

者は名簿に登録されていても表示

されません。

 

ここが注意すべき点です。

 

せっかくの医師検索システムなの

だから、全ての医師に調査票を提出

するように、厚生労働省も医療機関

にもっと呼びかけて欲しいですね。

 

 
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しかし、肝心なのは、

金儲けの為に医師になりすます

人がいるという事なのです。

 

 

綺麗で設備の整った病院も沢山

ありますが、薬品等の独特な臭い

もあるし、窓を閉め切っているから

空気がこもっていて、嫌な感じ

する病院もあります。

 

そして何よりも、病院は待たされます

 

だから病院が苦手な方もいます。

 

それでも病気を治したい、少しでも

楽になりたい、良くして欲しいから

病院に行くのです。

 

医師を信頼し、苦手な病院に来院

したのに、実は無免許でした。

 

お金が欲しくてやりました。

 

こんな無責任な話ってあるのでしょうか。

 

病院に行けば医師がいるのは

当たり前です。

 

目の前に白衣を着た人が居れば、

「この人は本物の医師なのか?」

疑う人は少ないでしょう。

 

健診から治療と、来院する理由は

様々ですが、患者は病院に命を

預けに行っているのです。

 

命を預けるのだから、医師免許

取得が狭き門になるのも当然です。

 

医師国家試験の合格率は約90%

と言われていますが、実際には合格

安全圏にいる者しか試験を受ける

資格がないのだからやはり難易度

は高いでしょう。

 

つまり、医師になるためにはそういう

苦労を経ているのです。

 

そして何よりも、医師は

「医学を学び、人の役に立ちたい」

「病気で苦しんでいる人を助けたい」

そういう思いで志している人が殆どで

あると私は信じています。

 

医師=高年収のイメージは強いです。

厚生労働省によると、地域格差はあれど

確かに病院経営は黒字が多いです。

 

ですが命を預かる仕事なだけあって

責任重大です。

 

また、大変激務であると聞きます。

 

単純に金儲けをしたいからでは

とても務まりません

 

 

これらを考えれば、ニセ医師が如何に

許しがたい存在であるかが分かります。

 

厚生労働省の医師検索システムを強化

することによっていつかニセ医師が

淘汰されるといいですね。