特養の費用がわからない・・【入門編・基礎を学ぶ】

 

特養とは特別養護老人ホーム

略してこのように呼ばれます。

 
特養の費用


 

費用のことや、入所するのには

どのような手続きが必要なのか

理解できているでしょうか。

 

特養とは、一般的な老人介護の

施設との費用やサービスなど

違うことも色々あるのでは?

 

疑問に思っていても、

実際に必要性を感じないと

調べる機会も少ないでしょう。

 

身内の誰かに介護の必要が生じ、

慌てることがないように

介護福祉施設について

少し勉強しておきましょう。

 

今後の役に立つことも

出てくるのではないでしょうか。

特養とはどんな施設?

まず、費用について

調べる前に、沢山の種類がある

老人介護施設の中で、

特別養護老人ホームについて

簡単に説明します。

 

特養は、要介護認定1~5の

65歳以上の要介護者

入所する施設です。

 

身体的な障害、または

精神的な障害があり、

常時介護を必要とする

人が対象になります。

 

特養の費用は低額?

特養の費用は一般的に低額と言えます。

それはなぜでしょう?

 

特養を運営する多くの社会福祉法人は

その目的が営利目的ではありません。

 

また社会福祉法人は、国からの補助金

や税金などで優遇措置がとられています。

 

そして、何より要介護の方が入居される

ので介護保険が適用できるため、さらに

費用が安くできるのです。

 

しかし、特別養護老人ホームとは言って

も必ずしも費用が安い施設だけではあり

ません。

 

介護の必要な方が入所する施設は

費用の設定が非常に複雑です。

 

例えば、テレビ番組などで

度々紹介されるような

豪華な有料老人ホームから、

年金の範囲内で入所できる

低額の施設まで様々です。

 

特別養護老人ホームは

利用料金が安いので、

入所希望者が後を絶たない

 

見聞きすることもあります。

 

しかし特養だから安い

決まっているわけではありません。

 

要介護認定の段階によっては

介護保険の対象になるサービス

が限定されます。

 

日額の利用料自己負担の料金

個別に設定されるのです。

 

 
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施設のタイプで差がある

特別養護老人ホームには

多床室タイプ個室タイプ

二つに分かれます。

 

この二つの従来のタイプに加え、

新型ユニット個室タイプ

ユニット型準個室タイプ

あります。

 

利用料金は介護保険1割負担

賃料と食費が合算されます。

 

入所する特養のタイプで

料金にも大きく差がありますから

費用の事前確認は大切です。

 

例えば、従来の多床室タイプは

要介護1の方でも、30日間の

自己負担費用は69,900円程度です。

 

新型ユニット個室となると

要介護1の方の30日間の

自己負担費用は120,270円程度です。

 

ここで例として比較した

自己負担の金額は、あくまでも

一般的な利用料金なので、

参考程度にしかなりません。

 

しかし、約7万円~12万円

特養にも差があること

イメージできたのでは。

 

まとめ

特養(特別養護老人ホーム)に

入所する際の費用について

知りたいことがあれば、

まずは自治体に相談することです。

 

保険年金課や福祉課など、

老人介護福祉の担当部署

必ず役所には設置されています。

 

場合によっては、特例減額措置

当てはまることもあります。

 

介護福祉のルールは、非常に

複雑なので、知らないことだらけ

なのは当然。

 

いざという時に慌てないために、

相談する窓口だけでも

確認しておくと迷うことがなく

助かることもあるかも知れません。

 

お住まいの自治体には

どのような福祉サービスがあるか

チェックしておくのも良いですね。

 

参考動画

特養の入所待ちの方がなんと

52万人。そんな実情を紹介した

動画です。ご覧ください。