裁判員制度に選ばれる確率は1人/120人!拒否すると罰金10万?

 

裁判員制度ってなんとなくは

わかってるつもりだけど、

詳しく説明しろって言われても・・・

 

 

選ばれる確率は120人のうちの

1人なんだって。

 

拒否すると罰則や罰金がある

ってホント?

 

裁判員制度のデメリットが

意外とシャレになりません。

 

裁判員制度について調べて

解りやすく書いてみました。

 

 

○裁判員制度って?

○裁判員制度で選ばれる確率は?

○裁判員制度で選ばれた…けど、拒否したいんだけど…

○裁判員制度のデメリットは?

○裁判員制度講座♪

 

以下は、(裁判員制度は、スタート

してから数年以上は経ってますよね。)

という動画です。

 

 

裁判員制度って?

裁判員制度というのは、裁判がある場合に日本に住む日本国民全てに、

裁判員として刑事事件の裁判に参加します。

 

その事件で犯人とされている被告人を、有罪にすべきか無罪なのか

刑を決めなければなりません。

 

有罪とするなら、被告人をどんな刑罰にするかを裁判官と一緒になって

決めることができる制度なんですよ。

 

裁判員制度で選ばれる確率は?

裁判員制度で、一生の内に選ばれる確率は

120人の内に1人なんですよ。

 

地域で裁判員制度で裁判員に選ばれる確率が、

高いのは日本のどこだと思いますか?

 

1番は、「大阪」

2番は、「千葉」

3番は、「名古屋」

4番は、「津」

5番は、「東京」

となっています。

 

逆に地域で裁判員制度で裁判員に選ばれる確率が、低いのは日本の

どこだと思いますか?

 

1番は、「秋田」

2番は、「福井」

3番は、「青森」

4番は、「釧路」

5番は、「新潟」

 

となっています。

 

裁判員制度で選ばれた…けど、拒否したいんだけど…

裁判員制度で選ばれたなら、原則としては拒否することは

認められていません。

 

ですが、裁判所が一定の理由でなら拒否してもその理由が

認められれば、大丈夫なことがあります。

 

1つ目の理由:「70歳以上」

2つ目の理由:「会期中の地方公共団体の議会議員」

3つ目の理由:「学生や生徒」

4つ目の理由:「5年以内に裁判員・検察審査員といった仕事に就いたことがある人」

5つ目の理由:「3年以内に選ばれて裁判員を任される予定の人」

6つ目の理由:「1年以内に裁判員の候補者として裁判員選任手続きの期日に出た人(その時に辞退が認められた人は除いて)」

7つ目の理由:「やむを得ない理由があり、裁判員の仕事を行うことや裁判所に行くことが難しい人」

 

やむを得ない理由1:「重い病気」

やむを得ない理由2:「重い怪我」

やむを得ない理由3:「親族」

やむを得ない理由4:「同居している人の介護」

やむを得ない理由5:「今やっている仕事は自分でないと損害が起きてしまう」

やむを得ない理由6:「父親か母親の葬式にでなければならない」

やむを得ない理由7:「何らかで重大な災害被害を受けてしまって、生活を立て直すための用務がある」

やむを得ない理由8:「妊婦さん・出産してから2か月を経っていない」

 

上にあげたような理由で拒否が認められれば良いんですが、

そういう理由が無ければ当然出る義務があります。

 

例えば、ただ出たくないからと理由で欠席したとします。

 

その場合、罰金として10万円以下を支払わなければなりません。

 

ですが、実際のところ10万円以下の罰金を払ったという事例はないんですよ。

 

だからって、欠席しても良いというわけではないので、そこは勘違いしないでくださいね。

 

裁判員法というものには、罰則を受けなければならないということになっています。

 

ですが、こちらも実際のところ罰則が適用されたということはありません。

 

一応、責任感・使命感の無い人は、他人の運命を左右する任務は務まらない

ため、裁判員に選ばれたとしても無視しても良いとのことです。

 

やっぱり、生きていく上で責任感は必要だと思いますし、使命感や他人の

運命を左右…と言うのであれば、一生何もできないようにも感じてしまいます。

 

と言っても、最初は多くの人からちゃんと裁判員として務まるかどうかの

面接のようなことがありますので、そこで選ばれなければ役目を果たしたこ

とになりますよね。

 

中には、裁判員制度のせいでストレス障害になって、裁判を起こしたという

事例もあります。

 

裁判員制度のデメリットは?

裁判員制度についてのデメリットとしては、たくさんありますよ。

デメリット1:「裁判員に選ばれたら、仕事を休まないといけない」

デメリット2:「事件を裁くにしても、いろいろなところに影響されて公平な立場で裁くことができない」

デメリット3:「冤罪を作り出してしまうかもしれない」

デメリット4:「裁判員になったことで、狙われることがある」

デメリット5:「精神的な負担」

デメリット6:「その事件について、知っているのに絶対に言ってはいけない」

などなど、デメリットを考えると私達日本国民にとっては、苦痛でしかないでしょうね。

 

裁判員制度講座♪

裁判員制度を経験したことある人なら、わかるかもしれませんが

アンケートというものがあるんですよ。

 

ですが、日本の裁判員制度はアメリカの陪審制とは違うんですよ。