第一京浜と第二京浜!わかりにくい!これを見れば簡単!わかりやすい説明!
第一京浜と第二京浜!
わかりにくい!
これを見れば簡単!
わかりやすい説明!
第一京浜とは・・・
国道15号線の東京都港区東新橋から神奈川県横浜市神奈川区までの区間における呼び名
第二京浜とは
国道1号線の東京都品川区西五反田から神奈川県横浜市神奈川区青木町までの区間における道路通称名
つまりは・・・・・
国道15号線 = 第一京浜
国道1号線 = 第二京浜
第一京浜と第二京浜は、国道15号と1号の一部分における道路の通称名です。
道路の看板に、左は第一京浜とか、右は第二京浜とか、よく書いてありますよね。
はっきり言って、これが逆にわかりにくいのです。
第一京浜と第二京浜も国道の一部なのですから、国道の名前で統一して案内表示すれば、ドライバーはもっとわかりやすいはずですよね。
なら国道の呼び名でいいように思いますよね。
そもそもなんで、国道1号線が第二京浜なわけ?
国道1号なんだから、第一京浜なんじゃないの?
ここらへんの疑問を、わかりやすく説明していきましょう!
なぜ国道15号の一部が第一京浜なのか・・・
その答えは・・・ズバリ・・・
国道15号は、実はもともとは、明治一號國道(明治時代の国道1号線)だったからです。
明治時代にもともとあった、明治一號國道は、自動車の交通が多くなるにあたり、1930年に自動車が通れる道幅に改築された。
そのとき、その改築された明治一號國道が京浜国道と呼ばれ、第一京浜のルーツなのだ。
つまり、第一京浜ができたときは、それは明治一號國道の改築だったのです。
だから、第一という名称なのでしょう。
その後、1952年(昭和27年)、新道路法に基づき国道が再編された時に、あらためて国道が指定された。
そのとき、明治一號國道、第一京浜は、国道15号に指定されたのです。
つまり、明治一號國道である第一京浜は、新道路法ができて国道15号として上書きされたワケなのです。
次に国道1号の一部が第二京浜なワケ!
現在の国道1号が、なんで第二京浜と呼ばれているのか・・・
そのワケについて、確認していきましょう。
まず、最初に、理解しておくべきことは、最初にできたのは第二京浜ということなんです!!
明治一號國道が拡張された道路が第一京浜国道!
そして、第一京浜国道の交通料が増大して、飽和状態になったために、できたのが新京浜国道、つまり第二京浜なのです。
もともと第二京浜道路があって、それが、1952年(昭和27年)、新道路法に基づき、あとあとに国道1号とされたのです。
第一京浜と第二京浜のまとめ!
●1885年の明治18年に明治一號國道が指定される。
→徐々に改築されていった明治一號國道が、第一京浜と呼ばれる。
●1934年(昭和9年)に第一京浜のバイパスとして、新京浜国道である第二京浜が着工される。
●1952年(昭和27年)、新道路法に基づき以下のように制定される。
→第二京浜が現在の国道1号
→第一京浜が現在の国道15号
というわけなのである。
以下の動画でも第一京浜と第二京浜を、わかりやすく説明していますので、参考にしてください。