衆議院議員の選挙制度のしくみ!子供に聞かれる前に!5分でわかる!
衆議院議員の選挙制度のしくみ。
意外と知らない人も多いのでは
ないでしょうか。
私も実は最近まで、よくわかって
おらず・・・
子供に聞かれてもいいように・・・
誰でもわかるようにまとめました。
以下の動画は衆議院選挙と
参議院選挙の違いをまとめた
動画です。
参考にしてください。
選挙制度のしくみ
日本の衆議院議員選挙は、
①小選挙区制
②比例代表制
という2つの制度から成り立って
います。
ですので、
小選挙区比例代表並立制
とも呼ばれます。
衆議院選挙の定数は465人
衆議院選挙で選ばれる人数は465人。
そのうち、
①小選挙区選出 289人
②比例代表選出 176人
という内訳になっています。
小選挙区制度のしくみ
小選挙区制度とは、全国を289
の小さい選挙区に分けて、それ
ぞれで選挙するのです。
当選するのは1区につき1人です。
メリットは・・・
選挙区が狭いため、地域密着の
選挙活動が可能で、経費も抑え
られます。
大政党に有利です。
デメリットは・・・
当選者以外の選挙票はすべて
無意味になるため、少数派の
意見が反映しずらくなります。
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比例代表制度のしくみ
比例代表制とは全国を11ブロック
に区分けして選挙を行います。
各ブロックの当選人数
①北海道ブロック 8人
(北海道)
②東北ブロック 13人
(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)
③北関東ブロック 19人
(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県)
④南関東ブロック 22人
(千葉県、神奈川県、山梨県)
⑤東京ブロック 17人
(東京都)
⑥北陸信越ブロック11人
(新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県)
⑦東海ブロック 21人
(岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)
⑧近畿ブロック 28人
(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)
⑨中国ブロック 11人
(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)
⑩四国ブロック 6人
(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)
⑪九州ブロック 20人
(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)
それぞれのブロックで当選人数、
つまり議席数が割り当てられて
います。
それぞれのブロックでは、政党ごと
に獲得した票の割合を算出します。
票の割合にそって、政党に議席を
割り当てます。
政党ごとに割り当てられた議席に
は、政党の名簿の優先順位にそっ
て当選者を決定します。
メリット:
無意味な票が少なくなり、少数派
の意見も反映されやすくなります。
デメリット:
政党が多数となり、政権が不安定
になりやすくなります。
投票の条件!
日本国民であること!
満18歳以上であること!
投票の方法!
小選挙区制度の投票用紙には、
候補者の名前を書きます。
比例代表制度の投票用紙には、
政党または政治団体の名前を
書きます。
次回はいつ?衆議院議員選挙!
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