尊敬語と謙譲語の一覧!違いや使い方もこれで完璧!

 

尊敬語も謙譲語も、使う機会が

減っているかと思います。

 

尊敬語と謙譲語の一覧!これで完璧!尊敬語と謙譲語 の違い、使い方、使う相手もチェック!

 

そのため、尊敬語と謙譲語のそれ

ぞれの一覧を作っておきましたよ。

 

復習や学びの場として、ご利用い

ただければ良いと思います。

 

・最初は、謙譲語の一覧から♪

・尊敬語の一覧を見てみましょう。

・尊敬語と謙譲語の違いや使い方、使う相手講座♪

 

以下は、尊敬語と謙譲語に

関する動画です。

 

高校の国語の授業でも習う敬語

の中に、「尊敬語」・「謙譲語」も入

っているんですよ。

 

ここで、改めて勉強するのも良い

かもしれませんね。

 

少しでも気になった人は、

参考にご覧ください。

 

 

最初は、謙譲語の一覧から♪

1:会う
お目にかかる
お目もじする(女性の言葉、現在は使われない)
お会いする

2:与える
さしあげる
あげる(〜をあげましょう)
献上する
献呈する
献じる
進呈する

3:言う
申し上げる
申す(〜が申しました)

4:いる
おる(〜がおります)

5:受ける
拝受する(書き言葉)
お受けする

6:思う
存じる

7:借りる
拝借する
お借りする

8:聞く
うかがう
うけたまわる
拝聴する
お聞きする

9:知らせる
お耳に入れる
お知らせする

10:知る
存じる(〜は存じません)
存じ上げる(〜存じ上げております)
承知する

11:する
いたす(〜いたします)

12:訪ねる
うかがう
参上する
あがる
お邪魔する
お訪ねする

13:尋ねる
うかがう
お尋ねする

14:食べる
いただく(〜いただきました)/頂戴する

15:飲む
いただく(〜いただきます)
頂戴する

16:見せる
お目にかける
ご覧に入れる
お見せする

17:見る
拝見する

18:もらう
いただく
頂戴する
たまわる(書き言葉として使われる)
拝受する(書き言葉をとして使われる)

19:行く
うかがう
参上する
あがる
まいる(〜まいりました)

20:読む
拝読する

21:わたし
わたくし
わたくしども
手前
小生(書き言葉として使われる)
拙生(書き言葉として使われる)
愚生(書き言葉として使われる)
老生(書き言葉として使われる)
不肖(書き言葉として使われる)
小職(書き言葉として使われる)

尊敬語の一覧を見てみましょう。

1:会う
お会いになる
会われる

2:与える
お与えになる
与えられる

3:ある
おありになる

4:言う
おっしゃる
言われる

5:いる
いらっしゃる
おいでになる

6:受ける
お受けになる
受けられる

7:思う
おぼしめす(今は、あまり使われない)
お思いになる
思われる

8:買う
お求めになる
求められる
お買いになる
買われる

9:借りる
お借りになる
借りられる

10:聞く
お聞きになる
聞かれる
(〜)お耳に入る

11:着る
召す
お召しになる
着られる

12:来る
いらっしゃる
おいでになる
見える
お見えになる
お越しになる
来られる

13:くれる
くださる
たまわる(書き言葉として使われる)

14:死ぬ
お亡くなりになる
亡くなられる
逝去する
おかくれになる(身分の高い人に使われる)

15:知らせる
お知らせになる
知らせられる

16:知る
ご存じだ
お知りになる
知られる

17:する
なさる
あそばす(今は、あまり使われない)
される

18:訪ねる
お訪ねになる
訪ねられる

19:尋ねる
お尋ねになる
尋ねられる

20:食べる
召し上がる
あがる
お食べになる
食べられる

21:飲む
召し上がる
あがる
お飲みになる
飲まれる

22:見せる
お見せになる
見せられる

23:見る
ご覧になる
見られる

24:命じる
おおせつける(日常的な会話では使われない)
お命じになる
命じられる

25:もらう
おもらいになる
もらわれる

26:行く
いらっしゃる
おいでになる
お越しになる

27:読む
お読みになる
読まれる

28:あなた
あなたさま
そちら
そちらさま
お宅
お宅さま
貴殿(書き言葉として使われる)
貴兄(書き言葉として使われる)
大兄(書き言葉として使われる)
尊台(書き言葉として使われる)
貴台(書き言葉として使われる)
貴下(書き言葉として使われる)
学兄(書き言葉として使われる)
貴職(書き言葉として使われる)

29:この人
この方
このお方
こちら
こちらさま

30:その人
その方
そのお方
そちら
そちらさま

31:あの人
あの方
あのお方
あちら
あちらさま

32:だれ
どなた
どなたさま
どちら
どちらさま
どの方
どのお方
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尊敬語と謙譲語の違いや使い方、使う相手講座♪

まずは、尊敬語や謙譲語と一言で

言ってもよくわからないかもしれませ

んよね。

 

尊敬語と謙譲語の違いって、

ご存知ですか?

 

知ってらっしゃる方は、復習に

ご利用ください。

 

ご存じでない方は、これを機に学ん

でいただけると幸いです。

 

尊敬語
話している相手やその話の話題に
出てくる人物・動作・状態を高めて
表現するときに使う敬語なんですよ。

尊敬語の一覧を見ていただければ
わかりやすいかと、思います。

 

謙譲語
謙譲語には2種類あります。

謙譲語1
動作の対象となる人を自分より上に
持ち上げ、自分をへりくだって使うこと

例としてあげるとすれば、「拝見する」・
「うかがう」・「いただく」・「申し上げる」
・「お目にかかる」・「お伝えする」・
「ご連絡する」ですね。

 

注意してほしいのは、身近な家族や
友達や近しい人には使ってはいけません。

 

謙譲語2
別の言い方をすれば、「丁重語」です。
自分自身が行う動作などを丁寧に言う
ために、使う言葉です。

語尾に「です」・「ます」・「ございます」
をつけて使うことが多いですね。

謙譲語は話題の登場人物に対して
敬意を表す言葉に対し、丁重語は
話している人が聞いてくれている人
に直接敬意を表す言葉です。

 

例としてあげるとすれば、「おる」・「参る」
・「申す」・「いたす」・「存じる」ですね。
今度は、それぞれの使い方を書いて
いきますね。

 

よく使う尊敬語から、書き始めますね。

1:する
なさる/される

2:言う
おっしゃる/言われる

3:行く
いらっしゃる/おいでになる

4:来る
いらっしゃる/おいでになる/見える

5:知る
お知りになる/ご存じだ

6:食べる
召し上がる/おあがりになる

7:いる
いらっしゃる/おいでになる

8:見る
ご覧になる

9:聞く
お聞きになる

10:座る
お掛けになる

11:会う
お会いになる/会われる

12:伝える
お伝えになる

13:わかる
おわかりになる/ご理解いただく

14:読む
お読みになる

15:与える
くださる

16:受け取る
お受け取りになる

17:利用する
ご利用になる

18:思う
お思いになる/おぼし召す

19:買う
お買いになる/お求めになる

20:考える
お考えになる/ご高察なさる

21:待つ
お待ちになる/お待ちくださる

22:帰る
お帰りになる/帰られる

23:家
御宅(読み方は、おたくではなく「おんたく」です。)

24:会社
貴社/御社

25:店
貴店

26:銀行
貴行

27:学校
貴校

28:新聞
貴紙

29:雑誌
貴誌

30:地位
貴職

次は、謙譲語ですよ。

1:する
させていただく

2:言う
申し上げる

3:行く
うかがう

4:来る
参る

5:知る
存じる/承知する

6:食べる
いただく/頂戴する

7:いる
おる

8:見る
拝見する

9:聞く
拝聴する/うかがう

10:座る
お座りする

11:会う
お目にかかる

12:伝える
申し伝える

13:わかる
かしこまる/承知する

14:読む
拝読する

15:与える
いただく/頂戴する

16:受け取る
賜る/頂戴する/拝受する

17:利用する
利用させていただく

18:思う
存じ上げる/拝察する

19:買う
買わせていただく

20:考える
考えておる/拝察する

21:待つ
お待ちする

22:帰る
おいとまする

23:家
拙宅(読み方は、「せったく」ですよ。)

24:会社
弊社

25:店
弊店

26:銀行
弊行

27:学校
弊校

28:新聞
弊紙/小紙

29:雑誌
弊誌/小誌

30:地位
小職

 

次は、使う相手によって尊敬語か

謙譲語かを使い分けなければな

りませんよ。

 

尊敬語は、敬意を示したい相手に

対して使う言葉です。

 

謙譲語は、自分を低くして使う言葉

です。

 

と言っても、自分だけでなく第3者の

行いなどにも使うことができるんですよ。